【252】2024/8/4 主日礼拝 『目覚めの時』 ローマ人への手紙<13:11> 斉田 基 牧師

 

さらにあなたがたは、今がどのような時であるか知っています。あなたがたが眠りからさめるべき時刻が、もう来ているのです。私たちが信じたときよりも、今は救いがもっと私たちに近づいているのですから。

皆さん、今は、どのような時でしょうか。・・・主イエスを信じる人は、今がどのような時であるかを知ることができます。・・・神様が、予め、聖書の預言を通して、教えてくださっているからです。

先月、世界経済フォーラムの創設者クラウス・シュワブ教授が、日本に来て、岸田総理や外務大臣に会いました。・・・世界経済フォーラム・・・あまり聞き慣れない言葉かもしれません。・・・日本は、報道の自由が低いので、あまり報道されないからです。
・・・国境なき記者団が、毎年発表している、世界の国別報道の自由度ランキング、最新の2024年のランキングでは、日本は70位です。・・・戦時中のウクライナでも、61位です。
・・・つまり、他の国と比べて、日本の報道機関は、事実をそのとおりに伝えていない・・・つまり、日本で、ニュースを聞いているだけでは、国民は正しい情報を得ることは難しい。

・・・話を戻します。・・・世界経済フォーラムとは、世界の100以上の国々の政府、主要な国際機関、また、グーグル、アマゾン、マイクロソフトなど、誰もが聞いたことがあるような、1000社以上の超、超大企業などの指導者たち、すなわち、世界中の、あらゆる分野の指導者たちが集まって、協力関係を築いて、世界情勢の改善に取り組むことを目的とした、国際機関、それが、世界経済フォーラムです。

皆さん、想像してみてください。グーグル、アマゾン、マイクロソフトなどの超大企業だけでも、彼らが、全力で、何かをし始めたら、世界に与える影響は大きいです。
しかし、世界経済フォーラムでは、超大企業だけでなく、100以上の国々の政府、また、主要な国際機関の指導者たちが協力関係を築いています。
つまり、彼らが、全力で何かをし始めたら、世界中に大きな影響を与えることができ、日本に住んでいる私たちの生活にも、大きな影響を与えることができます。
その世界経済フォーラムの創設者が、公言しています。・・・「2026年までに、人間はマイクロチップを脳や皮膚の下に埋め込むようになる」

・・・聖書を信じる人は、ピンと来るはずです。ああ、黙示録13章の預言だと。
世の終わりには、すべての人に、その額か、その右の手に、666の刻印を受けることが強制され、それを拒むなら、誰も売り買いができなくなる。
・・・このことは、世の終わりの7年間の大患難時代の後半に入ってから、すなわち、反キリストが世界に登場してから、三年半後に起こる出来事です。
ですから、今年2024年に反キリストが登場したとしても、2026年に起こることはありませんが、少なくとも、これだけは言えます。・・・聖書が、世の終わりに起こると預言していることを、今、世界中の指導者たちは、協力して、実現しようとしているということです。
皆さん、私たちは、・・・神様が、予め、聖書の預言を通して、教えてくださるので、今がどのような時であるかを知ることができます。今は、霊的な眠りから目を覚ますべき時です。
霊的に目を覚まして、イエス様がいつ来られても、お迎えできる準備を整え、待ち望むべき時です。・・・イエス様は、ご自分を待ち望んでいる人々を救うために、もうすぐ、来られます。
へブル人への手紙 9章28節
キリストも、多くの人の罪を負うために一度ご自分を献げ、二度目には、罪を負うためではなく、ご自分を待ち望んでいる人々の救いのために現れてくださいます。

世の終わり、と聞くと、イエス様を信じると言う人でも、なぜか、恐れを感じる人がいます。・・・それは、その人が、イエス様を待ち望んでいないからです。

イエス様を信じる私たちにとって、世の終わりは、滅びの時ではありません。イエス様が、私たちを救いに来てくださる時です。
私たちを罪と死と地獄から救うために、十字架で、いのちまで捨てて、私たちを愛してくださったイエス様に、顔と顔とを会わせて、会うことができる喜び日、待ち遠しい日、それが、イエス様を信じる私たちにとっての、世の終わりです。

しかし、イエス様を信じない人、イエス様を愛さない人、すなわち、イエス様を待ち望んでいない人にとっては、世の終わりは、ただただ、恐ろしい、苦しみ、悲しみ、絶望の時です。
だからこそ、イエス様の願いは、私たちすべてが、その終わりの日の苦しみから逃れて、むしろ、喜んで、愛するイエス様の前に立つことです。
ルカの福音書 21章35-36節
 その日は、全地の表に住むすべての人に突然臨むのです。
 しかし、あなたがたは、必ず起こるこれらすべてのことから逃れて、人の子の前に立つことができるように、いつも目を覚まして祈っていなさい。

皆さん、イエス様が命じられた通り、いつも目を覚まして祈ってください。そうすれば、世界が終わる時にも、恐れることなく、むしろ、喜んで、愛するイエス様の前に立つことができます。

神様が、私に、牧師として与えた使命の一つは、皆さんに、愛をもって、警告を与えることです。
エゼキエル書3章、また、33章でも、主は、こう命じています。「あなたは、わたしの口からことばを聞くとき、わたしに代わって彼らに警告を与えよ。」
もし、あなたが、わたしに聞き従って、その人に警告を与え、その人が警告を受け入れて、悔い改めるなら、あなたは、その人のいのちも、あなた自身のいのちも救うことになる。
しかし、もし、あなたが、わたしに聞き従わないで、その人に警告を与えないなら、あなたもその人も、自分の罪ために死ぬ。
ですから、私は、主のみことばに聞き従って、警告します。聖書を読んでください。神のことばを読んでください。神様は、予め終わりのことを、聖書に書いて、教えてくださっています。
今が、どのような時であるかを、あなたが悟ることができるように、神様は、あなたのために、必要なことを全部、聖書に書いてくださいました。
エゼキエル38章、39章を読んでみてください。終わりの日に起こることが、まさに、今、いつ起こってもおかしくない世界情勢になっていることが、よく分かります。
もし、分からなければ、私に聞いてください。・・・大切なことは、あなたが、知ろうとすることです。今が、どのような時であるかを知るために、「主よ、どうか、私に悟らせてください」と、自分から祈り求めることが必要です。

私は、主のみことばに聞き従って、警告します。・・・今は、終わりの時です。もうすぐイエス様が来られます。ですから、皆さん、いつでも、喜んでイエス様をお迎えできるように、準備してください。霊的な眠りから、目を覚まして、いつも祈ってください。・・・主イエスが命じています。
黙示録3:2-3
 目を覚まし、死にかけている残りの者たちを力づけなさい。わたしは、あなたの行いがわたしの神の御前に完了したとは見ていない。
 だから、どのように受け、聞いたのか思い起こし、それを守り、悔い改めなさい。目を覚まさないなら、わたしは盗人のように来る。わたしがいつあなたのところに来るか、あなたには決して分からない。

霊的に目を覚ましなさいと言われても、意味が、分からない、どうしたら、いいでしょうか。
霊的に目を覚ますとは、要するに、今も、あなたのそばにおられるイエス様を認めることです。
「ああ、イエス様は、本当に、私と一緒にいてくださる」と、意識し、認識することです。

意識するとは、心に平安や喜びがあると言ったような、自分の感覚によって、意識することではありません。もちろん、後には、感覚もついて来ます・・・しかし、まずは、自分の感覚ではなく、聖書のみことばによって、イエス様が私のそばにいることを認めることです。

「見よ、わたしは世の終わりまで、いつもあなたとともにいる。わたしは、決してあなたを見放さず、見捨てない。」 みことばが約束しているので、自分の感覚では、イエス様を、そばに感じることができなくても、自分の感覚よりも、イエス様がそばにいてくださる、という、みことばの約束を信じることを選ぶことによって、イエス様を意識し、認識するのです。

しかし、私たちは、ともすると、みことばよりも、自分の感覚を信じてしまう・・・だからこそ、祈ってください。
「主よ、私は、自分の感覚よりも、みことばの約束を信じることを選びます。どうか、信じることができるように、助けてください。主よ、みことばの約束通り、いつも、あなたが、私のそばで、私を守ってくださり、助けてくださり、祝福してくださることを、私が、信じることができるように、助けてください。」と・・・主に祈り求めることが、霊的に目を覚ますことです。
・・・霊的に目を覚ます目的は、愛する主と一緒に、今日を生きるためです。

弁護士活動をされて、今年で、約56年になる佐々木満男弁護士の証を紹介します。
彼は、大学を出、弁護士になり、オーストラリアの大学に留学していた時に、大学内のキリスト教伝道団体、ナビゲーターの集会に導かれました。
ナビゲーターは、聖書のみことばを暗唱する、暗唱聖句で有名な団体です。聖書を読んだことがなかった彼が、一番最初に暗記させられたみことばが、箴言3章5-6節のみことばでした。
箴言3:5-6
 心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。
 あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。

「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな」・・・彼は、それまで30年以上も、自分の悟りにたよって生きて来たので、このみことばに、大きな抵抗を感じました。
「自分の悟りにたよるな」だって、それは、自分を捨てて、自分以外の何者かの「あやつり人形になれ」という意味ではないか。・・・そのように勘違いして、大きな抵抗を感じました。

しかし、当時の彼は、大学を出、弁護士になり、外国留学をする、そのように恵まれているにも関わらず、何故か、幸せを感じることができない、自分に失望していました。
一方、一緒に聖書を学んでいたクリスチャンたちは、いつも喜び、自由で、幸せそうに見えて、彼には、それが、とても、うらやましかった。・・・それで、彼は、クリスチャンたちが信じている聖書のみことばが、本物か、どうか、試してみよう、という気になったのです。

生活の中で、何か決断しなければならないとき、「自分では、こうしたら良いと思うが、もし、神がいるとしたら、どうするだろうか」と考えて、「神がいるとしたら、きっとこうするだろう」と思われることを実行するようにしました。・・・すると、そのように、みことばに聞き従った結果、なんと、次々と素晴らしい祝福を体験しました。
初めの数回は、偶然だと思いました。しかし、偶然が、あまりにも続く、続く、続く・・・これは、もう、偶然ではない。目に見えない神の存在を信じるしかなくなりました。それと同時に、その神と、自分は交わりを断たれていて、神様に愛されていることが自分には分からないことを自覚しました。
その時から、彼は、キリストを信じて、神と愛し合う交わりを求め始めました。その時から、彼は、神様の存在と、神様のことばである聖書の確かさを実感し始めたのです。

物事が上手く行かなくなるとき、その原因を探ると、ほとんどの場合、自分の悟りにたよって行動していたことに気がつかされました。彼は、自分が、時々しか、主に拠り頼んでいない、ほとんど、自分の悟りにたよっていたことに、気づかされました。
しかし、みことばは、「あなたの行く所どこにおいても主を認めよ」と命じています・・・すなわち、いつでも、どこでも、主がおられることを意識して生活しなさい・・・彼は、そのみことばに聞き従おうと努力し続けました。しかし、それは、簡単なことではありませんでした。
それでも、彼は、自分の悟りよりも、みことばに聞き従うことを選び続けました。なぜなら、自分の悟りに頼り始めると、いつも、つまずきを経験したからです。
特に、法廷で相手と戦わなければならない、弁護士という仕事において、彼には、自分の悟りではなく、神様の導きが必要でした。それで、彼は、ますます、主に拠り頼むようになりました。

彼自身も、「いつでもどこでも主を意識しよう」と心がけ、少しずつ、少しずつ、できる限り、多くの時間を、祈りとみことばの学びに費やすようになっていきました。
その結果、毎朝、寝床の中で1時間祈り、出勤前に喫茶店で、最低1時間みことばを学び、通勤電車の中で祈り、仕事中も合間を見ては事務所から外出して祈りの時を持ち、夜寝る前に、30分は家族と一緒に祈り、毎週木曜日の祈とう会には必ず出席し、隔週で火曜日のお昼には事務所の部屋で祈とう会を行い、土曜日は、半日1人になって、祈りとみことばの学びに費やすようになり、毎週、日曜日は教会のバイブル・スタディーに参加し、毎週月曜日の朝は、ホテルのレストランで、数人の仲間と聖書の学びの時を持つようになりました。
・・・彼自身、いったい、自分は、いつ仕事をしているのか、と思うことさえあったそうですが、不思議なことに、祈れば、祈るほど仕事がうまくいく・・・祈りの中で仕事をしていると、神様が彼の心に示してくださり、自分の考えや方針をまとめていくことができる。
ああ、私にできないことを、全部、神様が、直接、してくださった。ああ、私にできないことを、神様が、あの方々を用いて、してくださった・・・そのようなことを、何度も経験しました。

そんな彼が、ロシア、東ヨーロッパの人々の救いのために、祈っていたとき、ある日本の宣教団体から、ロシア・東ヨーロッパに聖書を送る大きなプロジェクトの献金を要請する手紙が届きました。
そのプロジェクトの実現のために必要な金額は、とても大きな金額でしたが、まさに、そのために祈っていた彼は、そのプロジェクトに感動して、「イエス様、ぜひ、このプロジェクトを速やかに実現してください」と、心から祈りました。
すると、イエス様が、彼に、「あなたが、それほど、切に願うなら、あなたが、この献金の全部をささげなさい」と言われたように感じました。
とっさに彼は、「主よ、とんでもないことです。これは数千人の方々に献金を要請しています。私ひとりだけでは無理です」と、心の中で言いました。
すると、「あなたは、これを全部ささげるだけの、お金を持っていないのか」
ぎくりとして、「主よ、持っていないわけではありませんが、あのお金は、家族で、家を買うために貯めて来たお金です。今、全部、使ってしまうわけにはいきません」
それで、彼は、しばらく、祈りの中で、主と押し問答を続けましたが、ついに、主に従うことにしました。しかし、もしかしたら、これは、一時的な、自分の感情の高ぶりのせいかも知れないと思って、最後の抵抗を試みました。
「主よ、私は、この導きが99%、あなたからのものであると信じます。しかし、なお残り1%の確信を得るために、どうか、私に3つのしるしをください」・・・と、祈りました。
その日の夜、夢を見ました。
彼が眠っている間に、泥棒が入って、預金通帳や印鑑を盗んで行きました。
それに気づいて、翌朝一番に、「すぐに預金の引き出しをストップしてください。」と、銀行に電話をかけると、
「申し訳ありませんが、あなたの預金はたった今、全額引き出されてしまいました。残高はありません」・・・
がく然として、「ああ、こんなことになるのなら、主の導きに、素直に従って、献金しておけばよかった」と思った瞬間に、夢から目覚めました。
そして、みことばが与えられました。「地上に宝を貯えるな、天に宝を貯えよ。あなたの宝のある所にあなたの心もある」
さらに、ダメ押しで、普段なら、もらっても聞かないまま、ゴミ箱に捨ててしまうメッセージ・テープを、何故か、何気なく、聞き始めたところ、なんと、献金のすすめについてのメッセージでした。

ここに至って、彼は、これまで、神様の明確な導きに、逆らって来たことを、悔い改めました。そして、ついに、主の導きに従う決断をして、妻に話すと、即座に同意してくれました。
それで、調べもしないまま、定期預金を解約しに銀行に行って見ると、なんと、その日が、ちょうど満期日でした。主の導きは、驚くほど完全でした。
その献金を通して、ロシア、東ヨーロッパに、二百数十万冊の聖書やトラクトが送られました。

しかし、そのように、彼がみことばに聞き従ったことを通して、彼が受けた最も大きな恵みは、神様との生きた交わりが深くなったことだと、彼は証し、しています。
それまでの祈りは、神様に対する一方的な願い、感謝、賛美がほとんどで、神様からの語りかけを聞くことは、ほとんどありませんでした・・・しかし、その従順の後には、神様からの語りかけを、よく聞くようになりました。・・・祈りが、神様と親しく語り合う会話になりましたと、彼は、証ししています。

皆さん、霊的に目を覚ますとは、彼のように、今も生きておられる神様との交わりを持つことです。・・・その始まりは、神様を信じて、神様のことばである、聖書のみことばに聞き従うことです。

皆さん、私は、主のみことばに聞き従って、皆さんに警告します。
聖書を読んでください。神のことばに聞き従ってください。
神様は、予め終わりのことを、聖書に書いて、教えてくださっています。

・・今は、終わりの時です。もうすぐ、イエス様が来られます。
いつでも、イエス様を、喜んで、お迎えできるように準備してください。
霊的な眠りから、目を覚まして、いつも祈ってください。
まずは、祈りによって、神様と会話できるようになることを、祈り求めてください。

神様と会話できるようになれば、祈ることが喜びになります。祈る度に、聖書を読む度に、神様と愛し合う喜びを体験するようになります。

そうなるまで、みことばを信じて、神様が、あなたのそばにおられることを、いつも意識してください。
自分の感覚よりも、みことばを信じることを選んで、そばにおられるイエス様に、祈りによって、話しかけ続けてください。

もう一度、言います。今は、終わりの時です。もうすぐイエス様が来られます。
いつでも、喜んでイエス様をお迎えできるように、いつも霊的に目を覚まして、祈ってください。