【323】2025/12/14 主日礼拝 『待ち望むべき日』 マタイの福音書<24:37-51> 斉田基牧師

 

今は、アドベントと呼ばれる期間ですが、それは、二千年前に、救い主イエス様が、この世に来られた、クリスマスを記念して、待ち望む準備期間を意味します。
しかし、イエス様が、「待ち望んで、準備しなさい」と、私たちに命じているのは、クリスマスではなく、再び、イエス様が来られる、「人の子の到来の日」です。
37節
 人の子の到来はノアの日と同じように実現するのです。

この「人の子の到来」とは、一度目にイエス様が来られたクリスマスではなく、2度目に来られる、携挙の時であり、世の終わりの患難時代の時です。
へブル人への手紙 9章28節
キリストも、多くの人の罪を負うために一度ご自分を献げ、二度目には、罪を負うためではなく、ご自分を待ち望んでいる人々の救いのために現れてくださいます。

イエス様は、私たちに、「携挙を待ち望んで、準備しなさい」と、命じています。イエス様は、ご自分を待ち望んでいない人ではなく、待ち望んでいる人を、携挙して救うために来られるからです。
だからこそ、主人の帰りを待ち望む、忠実で賢いしもべのように、イエス様が来られるのを待ち望むようにと、イエス様は、前もって、私たちに教えてくださっているのです。
45節
 それでは、主人によってその家のしもべたちの上に任命され、食事時に彼らに食事を与える、忠実で賢いしもべとはいったいだれでしょう。

イエス様が来られるとき、イエス様に任された使命に忠実な人は、携挙され、七年間の患難時代から救い出されます。
七年間の患難時代は、神様がこの世界を裁かれる、裁きの時です。主イエスを信じた私たちは、裁きに会うようには、定められていません。主イエスは言われました。
ヨハネの福音書 5章24節
まことに、まことに、あなたがたに言います。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わされた方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきにあうことがなく、死からいのちに移っています。

主イエスを信じた私たちには、永遠のいのちが与えられ、さばきに会うことがない・・・私たちは、患難時代という世界に対する神様の裁きに会うことがないように定められています・・・イエス様は、患難時代の裁きから救い出すために、患難時代の前に、私たちを携挙してくださいます。
しかし、イエス様が来られたとき、救われるのは、ご自分を待ち望んでいる人です。イエス様を待ち望んでいない人、イエス様を無視している人、拒んでいる人を救うことはできません。
だからこそ、イエス様は、次のように教えています。
ルカの福音書 21章34-36節
 あなたがたの心が、放蕩や深酒や生活の思い煩いで押しつぶされていて、その日が罠のように、突然あなたがたに臨むことにならないように、よく気をつけなさい。
  その日は、全地の表に住むすべての人に突然臨むのです。
 しかし、あなたがたは、必ず起こるこれらすべてのことから逃れて、人の子の前に立つことができるように、いつも目を覚まして祈っていなさい。」

その日は、全地に住むすべての人に、罠のように、突然、臨みます・・・すべての人にです・・・全世界を裁かれる神様の裁きは、すべての人に臨みます。

しかし、あなたがたは、必ず、起こるこれらすべてのことから逃れて、人の子の前に立つことができる・・・すなわち、患難時代の神様の裁きを逃れて、携挙され、イエス様の前に立つことができる・・・できるということは、できないことも起こり得るということです・・・だからこそ、携挙されて、イエス様の前に立つことができるように、いつも目を覚まして祈っていなさいと、イエス様は、前もって、私たちに教えてくださいました。
48-51節
 しかし彼が悪いしもべで、『主人の帰りは遅くなる』と心の中で思い、
 仲間のしもべたちをたたき始め、酒飲みたちと食べたり飲んだりしているなら、
 そのしもべの主人は、予期していない日、思いがけない時に帰って来て、
 彼を厳しく罰し、偽善者たちと同じ報いを与えます。しもべはそこで泣いて歯ぎしりするのです。

この悪いしもべの主人は、誰でしょうか・・・イエス様です。すなわち、この悪いしもべは、イエス様を信じていない人ではなく、イエス様を信じている人です。
しかし、イエス様を信じているにもかかわらず、イエス様が来られるのは、遅くなると、心の中で思って、任された使命に不忠実になり、イエス様を忠実に待ち望まなかった結果、
イエス様が来られたとき、偽善者たちと同じ報いを受ける・・・すなわち、イエス様を信じない人と同じように、携挙されず、患難時代の神の裁きを受けることになる。

皆さん、ここで、本当に、気をつけなければならないことは、この悪いしもべの、第一条件が、心の中で、「主人の帰りは遅くなる」と思うこと、であることです。
「イエス様が来られるのは、遅くなるだろう・・・きっと、私が生きている間は来ないだろう」・・・そう心の中で思うことが、悪いしもべになることだと、イエス様は言われているのです。

悪いしもべも、イエス様を信じて、イエス様を主人としたことがある人でした・・・本来は、神のさばきに会うように定められていませんでした。しかし、「イエス様が来られるのは、遅くなる」と心の中で思うことを選び、イエス様を忠実に待ち望もうとしなかった結果、偽善者たちと同じ報い、すなわち、患難時代の神様の裁きを受けることになる。

ですから、「主人の帰りは遅くなる」と心の中で思うことが、悪です。「イエス様が来られるのは、遅くなる」と、心の中で思うことが、悪だと、イエス様は言われています。
・・・だからこそ、私たちは、いつも目を覚まして祈りましょう。
イエス様は、弟子たちに、「世の終わる時のしるしは、どのようなものですか。」と聞かれたとき、明確に、こう、こう、このようなことが起こると教えてくださった後で、次のように言われました。
マルコの福音書 13章28-29節
いちじくの木から教訓を学びなさい。枝が柔らかくなって葉が出て来ると、夏が近いことが分かります。
同じように、これらのことが起こるのを見たら、あなたがたは、人の子が戸口まで近づいていることを知りなさい。

イエス様が私たちを携挙して、神のさばきから救い出すために、すぐそこの戸口まで、近づいていることを、知りなさい、と、命じました。
すなわち、イエス様の願いは、私たちが、携挙の時期が、物凄く近いことを、知らないことではなく、知ることです。イエス様は、知りなさい、と、命じました。

もちろん、携挙は、何月何日の何時何分だ・・・そのように、日時を知ることはできません・・・しかし、いちじくの木の枝が柔らかくなると、ああ、もう夏が近い時期だと分かるように、携挙の時期は知ることができるので、知りなさい、と・・・産みの苦しみを通して、出産の日時までは分からなくても・・・ああ、もう、いつ生まれてもおかしくない、と、出産の時期が分かるように、
イエス様が教えてくださった世の終わりのしるしが、今の時代に、起こっているのを見ている私たちは、ああ、今こそ、イエス様が来られる携挙の時期なんだと、知ることができる・・・イエス様は、その時期を知りなさい・・・今が、その時期であることを知って、いつも目を覚まして、待ち望みなさい、と、前もって、教えてくださっているのです。
エゼキエル書 33章7-8節
 人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの家の見張りとした。あなたは、わたしの口からことばを聞くとき、わたしに代わって彼らに警告を与えよ。
 わたしが悪しき者に『悪しき者よ、あなたは必ず死ぬ』と言うとき、もし、あなたがその悪しき者に、その道から離れるように警告しないなら、その悪しき者は自分の咎のゆえに死ぬ。そして、わたしは彼の血の責任をあなたに問う。

皆さん、今日のみことばで、イエス様が言われた悪しき者とは、悪いしもべです。悪しき者の道とは、「イエス様が来られるのは遅くなる」と心の中で思うことです。
だからこそ、神の口から出たことばを聞いた私は、神の使命を忠実に果たして、警告します。
「イエス様が来られるのは遅くなる」と、心の中で思う、悪の道から離れてください。
イエス様は、もうすぐ来られます。携挙は近いです。今日、イエス様が来られてもおかしくありません。いつも目を覚まして祈ってください。
祈りによって、真理の御霊に助けてもらわなければ、私たちは惑わされてしまいます。
世の終わりの今は、惑わしの霊の力が働いています。聖霊様の力を受けなければ、私たちは、惑わしの霊の力に打ち勝つことはできません。真理の御霊に、みことばの真理を教えてもらわなければ、私たちは、惑わされて、偽りを信じるようになります。
Ⅱテサロニケの手紙 2章10-11節
 また、あらゆる悪の欺きをもって、滅びる者たちに臨みます。彼らが滅びるのは、自分を救う真理を愛をもって受け入れなかったからです。
 それで神は、惑わす力を送られ、彼らは偽りを信じるようになります。
皆さん、日々、聖霊様の助けを祈り求めてください。 「聖霊様、私が惑わされることがないように、みことばの真理を教えてください」 と、毎日、聖霊様の助けを祈り求めてください。

真理は、神のことばです。惑わしの霊が働いている、この世界の情報で、判断しようとするなら、惑わされます。
聖書で、判断してください。聖書の神のことばに目を留めて、真理のみことばを相談相手にしてください。聖書を始まりとし、聖書を結論としてください。
・・・そうすることを助けてくださるお方が、聖霊様です。・・・だからこそ、聖霊様の助けを祈り求めながら、聖書のみことばに照らし合わせて、今が、どういう時代なのかを、悟りましょう。
37節
 人の子の到来はノアの日と同じように実現するのです。

ノアの日には、神様に忠実だったノアとその家族が、箱舟によって救われ、それと同時に、神様は、全世界を洪水によって裁かれました。
イエス様が来られるとき、忠実な人とその家族が、携挙によって救われ、それと同時に、神様は、全世界を患難時代によって、裁かれます・・・
38-39節
 洪水前の日々にはノアが箱舟に入るその日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていました。
 洪水が来て、すべての人をさらってしまうまで、彼らには分かりませんでした。人の子の到来もそのように実現するのです。

洪水前の日々には、箱舟によって救われるノアとその家族以外の人は、まさか、神様が、全世界に裁きを下すとは、だれ一人、信じませんでした。
同じように、患難時代の前の今、携挙によって救われる人とその家族以外の人は、まさか、神様が、全世界に裁きを下すとは、だれ一人、信じません。みんな、平和だ。安全だと言うのです。

そして、ノアの時代に、神様が、全世界を裁く原因となった出来事と、同じことが、実は、今の時代に、計画されています。
創世記 6章2-8節
 神の子らは、人の娘たちが美しいのを見て、それぞれ自分が選んだ者を妻とした。
 そこで、主は言われた。「わたしの霊は、人のうちに永久にとどまることはない。人は肉にすぎないからだ。だから、人の齢は百二十年にしよう。」
 神の子らが人の娘たちのところに入り、彼らに子ができたそのころ、またその後も、ネフィリムが地にいた。彼らは昔からの勇士であり、名のある者たちであった。
 主は、地上に人の悪が増大し、その心に図ることがみな、いつも悪に傾くのをご覧になった。
 それで主は、地上に人を造ったことを悔やみ、心を痛められた。
 そして主は言われた。「わたしが創造した人を地の面から消し去ろう。人をはじめ、家畜や這うもの、空の鳥に至るまで。わたしは、これらを造ったことを悔やむ。」
 しかし、ノアは主の心にかなっていた。
神の子ら・・・この言葉は、ここ以外では、すべて、御使いと訳されている言葉です。
つまり天使なのですが、神様の定められたことを守っていないので、いわゆる堕天使です。
堕天使が、人間の女性を妻とし、ネフィリムが生まれた・・・堕天使と人間のハーフ・・・神様がお造りになった人間を、人間でなくしてしまう出来事です。人間のあり方を変えてしまう出来事が起こった・・・
そこで、神様は、人間の寿命を、著しく短くしました。道を外した人間たちの悪が増大するのに、歯止めをかけようとしました。しかし、人の悪はとどまることなく増大し続けた・・・その結果、ついに、神様は、洪水によって、全世界に裁きを下す決断をされたのです。
ですから、神様が全世界を裁く原因となった出来事は、神様が、ご自分のかたちに、お造りになった人間を、人間でなくしてしまう出来事、神のかたちを壊して、人間のあり方を変えてしまう出来事でした。

そのように、人間のあり方を変える計画を実行していく、と、発表している人たちがいます。
世界経済フォーラム(WEF)・・・聞いたことがあるかもしれません。・・・世界的な、超エリート集団です。彼らは、2030年を目標にして、人間をデザインしなおし、個人の自由意志や心を消去していくと発表しています。

皆さん、ご自身でインターネットを検索するなり、確かめてみてください。彼らは、もはや、隠そうともしていないので、簡単に見つけることができるでしょう。・・・世界経済フォーラムのトップアドバイザーである、ユヴァル・ハラリ博士は、以下のようにコメントしています。

「これからは、人間より、その人間のことを良く理解しているコンピューターシステムが、感情や意思決定を操作することが可能になってきます。そして最終的には、そのシステムが私たちの代わりに感情や意志の決定をしてくれるようになります。
今までは、暴君、独裁者が、そのようなことをやろうとしてきましたが、生物学的知識や数百万人もの人々のコンピューター等のデータが不十分だったので失敗しました。
しかし、現代ではすぐにでも実現可能です。・・・もはや人間はミステリアスな心を持つ存在ではなくなり、その心は、いつでもハッキングすることができるようになったのです。
現在、選挙で誰に投票するか、スーパーで何を買い物するか、等は、自分の自由意志によって選んでいますが、それはすぐに終わりとなります。」

皆さん、考えられますか・・・もはや、公然とコメントして、隠そうともしていない。
嫌、たとえ、世界的なエリートたちが、計画したところで、国々も、馬鹿じゃないんだから、彼らのとんでもない計画に従うことはないでしょう・・・そうです。それぞれの国々に力がある限り、彼らが国々を従わせることは難しい。

だからこそ、彼らは、国々が、国を越えて、右に倣え、で、従わざるを得ない状況を、何度も作ろうと計画してきました。それによって、国々の力を、徐々に徐々に、失わせ、国を越えた世界的な圧力に屈して、従わせ、従わせ続けて、国々が従うことに、慣れるようにしているのです。

その一つが、コロナのパンデミックでした。世界中の国々が、国を越えた世界的な流れに流されて、ワクチン、ロックダウン、隔離など・・・予想以上に、多くの国々が、従順に従いました。
皆さん、パンデミックは、コロナで終わりではありません。コロナのパンデミックが予想以上に成功したので、彼らは、次のパンデミックを計画しています。
へブル人への手紙 10章25節
ある人たちの習慣に倣って自分たちの集まりをやめたりせず、むしろ励まし合いましょう。その日が近づいていることが分かっているのですから、ますます励もうではありませんか。

コロナの時には、多くの教会が、聖書の神のことばに従って、神のことばに、とどまることができず、この世界の流れに従って、集まることをやめてしまいました。

皆さん、集まることをやめたとき、隔離された状況で、見聞きできた情報は、テレビ、インターネットなど限られた情報ばかりでした。・・・それらの情報は、操作が可能な情報ばかりでした。
誰かに操作された情報ばかりを見聞きするなら、私たちの判断も、大きな影響を受けます。

だからこそ、真理のみことばが語られる神の家に集まることを励まし合う必要があります。教会は、みことばの真理が語られる神の家であり、真理を知る人たちが集まる神の家です。
Ⅰテモテの手紙 3章15節
たとえ遅くなった場合でも、神の家でどのように行動すべきかを、あなたに知っておいてもらうためです。神の家とは、真理の柱と土台である、生ける神の教会のことです。

皆さん、大切なのは、私が何を言っているかでも、世界が何を言っているかでもありません。
神様が何と言われるかです。・・・真理は、イエス・キリストです。神のことばが真理です。
だからこそ、ご自身で、聖書を調べてください。真理の御霊に、みことばの真理を教えてくださいと、祈り求めながら、聖書で、確認してください。

今日、話した、全世界的な流れは、全部、聖書に預言されています。ダニエル書、黙示録など、真理のみことばに、予め預言されていた通りに、世界は動いています。

今は、もうイエス様が、いつ来られてもおかしくない時です・・・いつも目を覚まして祈らなければならない時です。・・・ですから、私も、私に与えられた神様の使命を忠実に果たします。

皆さん、「イエス様が来られるのは遅くなる」と、心の中で思う、悪の道から離れてください。
イエス様は、もうすぐ来られます。携挙は近いです。いつも目を覚まして祈ってください。

そして、もう一つお願いします。・・・次のパンデミックに備えて、今のうちから、それぞれ、各家庭で、水、食料などを備えてください。

何のためでしょうか・・・愛をもって、周りの人を助けて、福音を宣べ伝えるためです。敵の策略を逆手に取って、むしろ、イエス・キリストを証しするチャンスとして用いるためです。
しかし、皆さん、お願いします。これらのことを、すべて信仰によって、行ってください。
すなわち、私や誰か人が言ったことを聞いたからではなく、神のことばを聞くことによって与えられた信仰によって行うのです。ご自身で、聖書を調べて、確認しください。祈りによって、聖霊様の助けを受けてください。そして、真理のみことばに基づいた信仰によって、行うのです。
使徒の働き 17章11節
この町のユダヤ人は、テサロニケにいる者たちよりも素直で、非常に熱心にみことばを受け入れ、はたしてそのとおりかどうか、毎日聖書を調べた。

皆さん、世の終わりの今、惑わしの霊が働いています。
私たちが惑わされずに、真理を知る唯一の方法は、真理の御霊の導きに従って、真理のみことばから、教えられることです。

ですから、毎日、聖霊様の導きを求めて祈ってください。
聖霊様に、みことばの真理を教えてもらってください。

今日、私は何をすべきなのか、明日は何をしていけばいいのか、聖書のみことばから、聖霊様の導きを受けることに忠実になってください。

それが、世の終わりのイエス様が帰って来られるときに、任命される、忠実で賢いしもべです。
45節
 それでは、主人によってその家のしもべたちの上に任命され、食事時に彼らに食事を与える、忠実で賢いしもべとはいったいだれでしょう。

皆さん、私たちは、今日からでも、忠実で、賢いしもべになることができます。

「イエス様が来られるのは遅くなる」と、心の中で思う、悪の道から離れて、
聖霊様、助けてください。今日、私は、どのように主を待ち望む準備をしたらいいでしょうか。みことばから教えてください。・・・そのように、毎日、祈って、忠実に、主を待ち望むことを選びましょう。